〇欠品の嵐
引継ぎを終え管理薬剤師になりましたが毎日欠品の連続でした。患者様には謝罪してばかりでした。当然のことながらお叱りも受けました。
また期限管理も出来ていない事もあわせて判明しました。そのため期限チェックをやりながら何故この薬がこの薬局にあるのかを分析する必要性を感じました。ただ半分以上が薬剤師が自分だけですしそこまで業務中に気をまわしていると薬を間違えそうで怖かったので伝家の宝刀を抜きました。
その名は休日出勤
良い子は真似をしないように!!!
最初の2か月位毎週日曜日薬局に行きこもっておりました。
一品目ずつ片っ端から過去3年程度さかのぼって薬の動きを分析しました。確か1000品目近くあったと思いますが地道にやっていました。ちなみに管理職だったので全て無給です。
- これでやっと在庫の流れが見えてきました。今後はどの様に在庫管理を運用するかを考えて行く事にしました。
〇見えてきた方向性
休日出勤ばかりやっても気が滅入るばかりなので3ヶ月目からは基本やめました。(やっていないとは言っていない)
まずピックアップした医薬品
- 一人だけの方のための薬
- 特にまとめて出庫する薬
- 薬価が高い
またピックアップした患者さん
- 長期処方
- 大病院などで予約制で次回の来局日が分かる
まずここから考えて行って電子薬歴の支援票に来局予定日を記載し、日付順に並べて順番に発注しました。
これで無事に解決とは思ったのですが・・・。
〇それでも不足する時は不足する
これはもうどうにもなりません。要因としては、
- 自分の判断ミス・発注もれ
- 来局予想がずれた
- 新患の方が来た
このうちのどれかになります。あとはもうこれの分析をひたすらひたすら繰り返していくだけですね。これを続けるのが結構大変だとは思います。
あとは薬局自体のルールをきちんと決めてやった方が良いでしょう。当時一人でやっていましたが結構心が揺れましたので・・・。
入庫に関してはだいたいこんな感じでやってきてきました。
ただ在庫管理は無論仕入れだけではありません。薬局の在庫を減らすことについて次回からはまとめていきます。
完全に愚痴ですね。申し訳ございません。
この記事はアメブロで掲載していたものを転載修正したものです。