鈍行列車とも やわやわ日記 薬剤師編

どうぞよろしくお願いします

保険薬局の在庫管理について考える その3

 

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〇個人発注(予約発注)とは

一言で言ってしまえば来局日を予想してそれにあわせての発注です。簡単な様ですがこれがなかなか難しいです。

まず性善説ではうまくいきません。案外早くいらっしゃる場合もあるのですね。そのため各品目全患者様をこれで管理するのは4人位までが限度です。煩雑になりすぎてしまって間違えの元です。

逆に1~2人の場合は絶対にこれで管理すべきです。このやり方ですと処方停止による返品もれが確実に減ります。

なお、28日や30日投与の人は連休などの理由により月初と月末の月2回来局の場合あるため通常在庫で考えた方が楽です。

逆にやるべき人は薬価が高い、日数が42日以上、薬の種類が多い(まとめて管理し予製も可)場合があります。

 

〇来局予測とは

クリニックは予約制でない限り来局日が読みづらく、逆に大病院は予約制のため予想しやすい(投薬時、次回予約日を聞くのも可)。主治医は曜日単位で診察日決まっている事が多いため来局予定日の一週間前には入庫済みが良いでしょう。処方箋コピーや支援票などのアナログ形式が私のおすすめです(全体像を見やすいため)。Excelでもやれなくはないと思いますが調剤室の中をウロウロしながら在庫チェックするので・・・。そこに過去の来局予想と実際の来局日が分かるようにしておくと来局傾向がつかみやすいと思います。

 

 

また次回に続きます。宜しくお願い致します。

この記事はアメブロで掲載していたものを転載修正したものです。

 

 

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